階段が崩れる、というのは現実では滅多に起きることではありませんが夢ではそれほど珍しくないシチュエーションです。
「階段が崩れる夢」にはどのような意味があるのでしょうか。
今回は、「階段が崩れる夢」の基本的な意味や象徴について解説します。
「階段が崩れる夢」の基本的な意味や象徴
夢占いにおいて「階段」は人生でたどる道筋の象徴だとされています。
現実における階段というのは上階あるいは下階へと続く道であり、1段ずつ進むことで別の場所へと移るための設備です。
階段そのものを使うのではなく別の場所へと続く通り道であるため夢で見る場合は今ではない場所へ続く道、つまり人生の道筋や変化の象徴として現れます。
簡単に言えば未来や過去へと続く道を示す意味を持ちますが、そのような人生の道筋を表すシンボルである階段が崩れるというのは大きな運命の予感を感じさせます。
「階段が崩れる夢」を見たときの金銭運
「階段が崩れる夢」を金銭的な意味合いで解釈すると「金銭的な理由によって思うような道に進めない」という不運の象徴だと解釈できます。
そのまま何事もなければ進めたはずなのに崩れてしまったせいで階段が使えなくなる、つまり「目指していた未来への道が断たれる」という極めて悪い状況を表しています。
金銭運として解釈するならばそのものズバリ「お金が原因で未来への道を立たれる」という内容です。
学費が足りず大学に進学できない、貯金がなく旅行に行けないなど金銭運としてはかなり悪い夢です。
階段は未来へと続く道であると同時に過去から続いてきた道の象徴でもあるので「コツコツ貯めてきた貯金を失う」「当てにしていた収入がなくなる」など直接的な金銭の喪失を表すとも解釈できます。
「階段が崩れる夢」を見たときの恋愛運・妊娠運
「階段が崩れる夢」を恋愛運として解釈すると「不相応な恋は実らない」という恋がかなわないことを暗示していると考えられます。
自分とステージが異なる人との恋愛はただでさえ難しいものですが、違う階層のシンボルである階段が崩れているという状況は立場が大きく異なる人との恋の困難な未来を象徴しています。
上り階段が崩れるのは上昇志向の恋が難しいことを暗示し、下り階段の崩壊はいわゆるダメンズとの恋愛や年齢差の大きい年下相手の恋に障害があることを示すものです。
「階段が崩れる夢」を見たときの仕事運
「階段が崩れる夢」を仕事運として解釈すると「出世の道が断たれる」という極めて悪い状況を象徴していると考えられます。
人生が上のステージに移動することを「ステップアップ」といいますが、これは階段を上がることに由来する表現です。
段を上がって上の階に移動するように階段は今いる地位から上の地位へと出世することの象徴です。
その階段が崩れてしまうは出世の道が何らかの原因で断たれてしまう悲しい未来を暗示しています。
「階段が崩れる夢」で怪我をした場合
階段が崩れるのに巻き込まれ怪我してしまった夢を見た場合「目標を見失うことで心身のバランスを崩しかねない」ことを暗示しています。
精神的なショックからくる体調不良が懸念されるので注意が必要です。
「階段が崩れる夢」で落下した場合
階段が崩れて足元の支えがなくなり落下する夢を見た場合「大切なものの喪失」を表していると解釈できます。
高いところから落ちると人は命を失いますが、夢で見る場合は命を失うのと同じくらい大切なものを失うことの象徴だと考えられています。
特に変化の象徴である階段が崩れて落下するということは人生における重大事があったことにより大切なものを失う、つまり大切な過去や未来が失われることの象徴です。
仕事をクビになったり試験が不合格だったりなど基本的には悪い夢ですが、過去のしがらみや呪縛から解放されるというポジティブな意味合いで解釈することも可能です。
「階段が崩れる夢」かと思ったら崩れなかった場合
階段が崩れると思ったらギリギリなところで崩れなかった、という夢は現在の不安定な状況を象徴しています。
ボロボロで今にも崩れそうな階段は現在の環境が張り詰めたストレスフルな状況であることを暗示しています。
ほんのわずかなきっかけで崩れ落ちそうな階段から逃れるには上るか下るかするしかありません。
どのように選択するにせよ現状にとどまっていてもいいことは何もないので早めの決断が求められます。
まとめ
「階段が崩れる夢」は基本的にネガティブな未来を暗示していますが、諦める必要はありません。
適切に対処すれば不幸の予兆を逆に利用して幸運を招き寄せるきっかけに変えられます。
夢の内容で一喜一憂するのではなく、そこから何をつかみどのように一歩踏み出すのかが重要です。